LRTK アプリ v1.2.28リリースのお知らせ
LRTKアプリのアップデート情報です。
以下の点をアップデートいたしました。
アップデート項目
・csv出力の項目に「標高JGD」、「ジオイド」を追加しました
・ピンの色が、RTKステータスによって変化するようにしました
・ポール高さオフセットをデフォルトでONにし、オフセット長さを入力するだけで補正されるようにしました
・L-Linkの基準局設定時に「現在のLRTKの座標を利用」を選択した場合にジオイドが補正されないバグを修正しました
・ロギングの結果を未保存のオブジェクト数に反映し、csv保存時のデータ数を把握しやすくしました
詳細情報
・csv出力の項目に「標高JGD」、「ジオイド」を追加
測点機能やロギング機能で取得したものは、以下のように保存されます。
・タイプ:「マーカーを設置」で保存した点の場合は「Marker」となり、ロギングで取得した点の場合は「Polyline」となります。
・時間:現在はUTC表示なので、「23728」の場合、JSTでは9時間後の11時37分28秒となります。今後はデフォルトでJST表示にする予定です。
・標高JGD(補正後):標高を日本のジオイド「JGD2011」で算出し、ポール長さオフセットを考慮した後の標高です。※ネットワーク環境が必要です。
赤白ポールや三脚などにLRTK Proを装着した場合、ポールを突き立てている地面の高さということになります。(アプリ上のLRTK設定でオフセット値の設定が必要)
・標高WGS(補正後):標高を世界のジオイドWGS84で算出し、ポール長さオフセットを考慮した後の標高です。
・高さオフセット値:アプリ上のLRTK設定で設定したオフセット値です。
・楕円体高:標高+ジオイド高です。標高JGD+ジオイドJGD、または標高WGS+ジオイドWGSの計算結果です。
・RTKステータス:Fix/Float/NoRTKが表示されます。cm精度となっているのはFixのときです。
・ポール高さオフセットをデフォルトでONにし、オフセット長さを入力するだけで補正されるようにしました
「アンテナ高さ」の項目に数値を入力するだけでOKです。
入力する値は、「ポール長さ」+「位相中心高さ」です。
LRTKの位相中心高さは29mmです。
・ロギングの結果を未保存のオブジェクト数に反映し、csv保存時のデータ数を把握しやすくしました
1Hzでロギングをすると、「未保存のオブジェクト数」が1個/sで増えていく様子が見えます。ロギングが少し便利になりました。
以上でリリース情報となります。